ブランディング、デザイン

デザイン会社、デザイン事務所、東京青山 表参道

東京都渋谷区神宮前4-3-15 表参道駅徒歩1分 TEL 03-5771-7978    FAX 03-5771-7980
デザインには流行があります。デザインの流行は日々変化し、洗練の定義は変わっています。それは非常に細かい部分の文字や配色であったりしますが、見る人に新鮮さや洗練を感じさせます。私たちは見る人の感覚に合わせたデザインを行っています。
Main Menu メインメニュー
チロルチョコのきなこもち秘話

どうも!青山でブランディングとブランディング戦略を提案しているGRACIAのブランコです。

前回、あのチロルチョコが、実は世界的に人気があることを書きました。しかし、この人気も最初からあったわけではありません。チロルチョコは新製品を数々出すことで知られていますが、以前はそこそこ人気はあったものの(隠れファンは多数いたようです)、今ほどの人気ではなかったそうです。そんな中、チロルチョコのブランドを飛躍的に進化させたのは、新製品「きなこもち」の大ヒットが、きっかけでした。しかも、おいしい味ができたから、売れたといった簡単なものではなかったそうです。

kinakotiroru

この「きなこもち」の試作ができると、各主要コンビニのお菓子担当さんにアプローチしたものの、その反応は散々だったそうです。「きなこなんて旅行の土産菓子で食べれば十分だよ」「きなこのチョコなんて食べたいと思わない」「うちは少数しか仕入れられないね」といった声が多かったそうです。その中で某コンビニだけは「これ、うまい!売れるぞ!」と積極的に取り扱ってくれたんだとか。そして販売がはじまると、じわじわと口コミが広がり、コンビニ、スーパー、菓子店で品切れが続出。工場がフル稼働しても生産が追いつかないほどの人気に。すると手に入らないという状況が続くと、飢餓感が刺激され、さらに爆発的な人気になっていったそうです。そして、これ以降、販売経路が増え、新製品が出ても、みな、おおむね好感触で受け止めてくれるようになったんだとか。いわゆる販売店に対して、チロルチョコの判断が説得力を増すようになり、ブランドとして強くなったというわけです。

うーん、すばらしい話です。試作品の評判が散々な中、思い切って発売した決断が、まず、すごいですね。そして売れるまで我慢したのも、またすごい。大人気ブランドに築き上げるまでには、そういった大反対を、押し切る勇気と決断があったんですね。自分が信じたもので突き進む。なんか、ちょっと「プロジェクトX」みたいです。人気ブランドに育てたり、大ヒット商品を生むには、マーケティングやまわりの意見も大切ですけど、時にはこういった、こだわりのカタマリで勝負することも大切なんですね。

蛇足ですが、写真をよく見ていただくとわかるんですけど、実はチロルチョコ「きなこもち」には、2つのパッケージがあります。この2つ、よく見るとサイズが違うんです。個別で売っているものより、数個パックになっているものは、若干、小さいんですね。小さいから損ということはありません。小さければ、小さいなりにお安くなっています。チロルチョコの主力商品は、ほとんど2サイズありますので、今度、買物される際には、ご参考までに。ちなみに個人的には、小さいほうが食べやすいサイズで好きだったりします。