ブランディング、デザイン

デザイン会社、デザイン事務所、東京青山 表参道

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デザインには流行があります。デザインの流行は日々変化し、洗練の定義は変わっています。それは非常に細かい部分の文字や配色であったりしますが、見る人に新鮮さや洗練を感じさせます。私たちは見る人の感覚に合わせたデザインを行っています。
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九州生まれの東京土産ブランド「ひよこ」

どうも!青山でブランディングとブランディング戦略を提案しているGRACIAのブランコです。

 

いわゆる正月ボケも抜けて、日常の仕事に取り組んでいる時期かと思います。ちなみに都内で働いていらっしゃる方は、帰省の際に東京土産など持たれましたでしょうか。今でこそ東京土産の定番は「東京ばなな」でしょうが、少し前までは「ひよこ」でした。

しかし、この「ひよこ」は、東京銘菓、東京土産というブランドをもっていますが、実は福岡生まれのお菓子だったりします。本来の生産地ではない場所で、メジャーになり、しかもその地域でブランドを築くほどの人気と信頼を得ています。ちょっと不思議なブランドですよね。

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そもそも福岡でも、ローカルでは人気のあったお菓子だったそうですが、1964年の東京オリンピック開催を期に、東京駅、羽田空港などに出店し、そこで予想以上の火がついたそうです。東京進出といっても商品を福岡から輸送したわけではありません。東京に「東京ひよこ」を設立し、さらに東京近郊の埼玉に工場を設立し、十分な商品供給ができるだけの環境作りという投資を行ったわけです。

その結果、福岡を訪れる観光客より、東京を訪れる観光客は圧倒的に多く、「ひよこ」は東京から一気に東京土産として全国に広まっていったそうです。本来、九州土産なのですがね。

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「ひよこ」の魅力といえば、そのお饅頭らしからぬ、老若男女に愛される形状で、東京で大ヒットをとばしたわけですが、それまでの東京土産の銘菓たちは何をやっていたのかと思ったりします。しかし、あらためて東京銘菓を思い出してみると、和菓子が中心で、あまり日持ちしないものが多かったようですね。当時の交通事情を考えれば、日持ちの良い「ひよこ」は帰省してもすぐに食べなくてもいい、誰かに渡すまで少し時間がたっても大丈夫など、使い勝手がよかったわけですね。一方、日持ちという点では、雷おこしなどもありますが、硬くてお年寄り向けのお菓子とは言いがたいところもあります。手ごろで、日持ちもする、ちょうどいいお土産がなかった…そんな背景があって、トップブランドまでのしあがったのかもしれませんね。

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「ひよこ」は、東京オリンピックにあわせて、大きなアクションを起こすことで、一気にブランディングの階段を駆け上がりました。そういえば、2020年には、再び東京オリンピックが開催されます。今回は、新幹線や首都高速といった圧倒的に人の流れを変えるような交通施設の新規導入はありませんが、それでも東京に、多くの外国人がやってくることで、これまでとは全く違う人の流れが生まれてくるはずです。

アクションの起こし方ひとつで、意外な場所で、意外な環境の下で、ブランディングが成功するかもしれません。しかし、いくら幸運とめぐり合ったとしても、何もせず成功が降りてくることはありません。それ相応の準備と努力は必要です。

ブランド、ブランディング、ホームページ制作、会社案内、各種デザインのお問合せは、青山・表参道でデザイン制作を行っている株式会社グラシヤまで、どうぞ。